今日は輸入車ではラングラーのバッテリー交換作業がありました。JL型よりアイドリングストップ機能が装備され、それに伴いバッテリーはサブも含め2個搭載になりました。今回作業させていただいたのは2.0Lモデルですので標準搭載されるバッテリーは70AhのAGM(アイドリングストップ機能付車対応)バッテリーになりますが3.6Lモデルでも適合バッテリーを含めバッテリー周りは同じです。
JEEP ラングラー2.0(JL型)のバッテリー交換方法
最初にいつものように運転席足元のOBDⅡカプラーからバックアップ電源に繋いでおきます。
ルーフに敷物をしてボンネットをフルオープンにしておきます。車高も高くバッテリーも真上に引き抜く必要がありますのでこうしておいた方が作業しやすいです。
メインバッテリーの場所、位置はエンジンルーム内のここになります。サブバッテリーはメインバッテリー下ですのでサブだけの交換でもメインバッテリーを取り外さなくてはならない構造ですので同時交換が望ましいです。
マイナスターミナルの電流センサーのカプラーを抜いておきます。
バッテリー本体が固定されているのは手前側のホールドダウン部です。10mmのボルトでPP樹脂製の固定ステーごと取り外しておきます。奥まった場所ですのでソケット+エクステンションやT字レンチが必要です。
マイナス、プラスターミナル共に10mmのナットを緩めておきます。
旧バッテリーを取り外したところです。サブバッテリーはこのバッテリートレーの下にありますので2箇所のボルト(10mm)を外してバッテリートレーを外します。
12Ahのバッテリーがサブバッテリーとして採用されています。これにはVARTA AGM TX14が流用して取付可能です。
2箇所の10mmのナットを外し旧バッテリーは真上に引き抜きます。
純正はスタッドボルトですのでVARTA AGM TX14に付属のボルトナットを使用して車に取付ます。
このようにマスキングテープ等で角型ナットをかさ上げしてボルトが一山二山噛んだらマスキングテープを抜くようにすると作業しやすいです。
VARTA AGM TX14の装着図です。バッテリートレイを元あったように組付けメインバッテリーを交換していきます。
メインバッテリーにはブライトスターですと「AGM 70-L3」が適合製品になります。
両方のターミナルを取付け、マイナスターミナルの電流センサーのカプラーをカチッとなるまで差し込んでバッテリー交換作業は終了です。
お見積もり費用は以下の通りです。
Brite Star AGM 70-L3 ¥33,000
アマプラ会員で通販をご利用のお客様はこちらからもお買い求めいただけます。(ご来店のお客様は除く)
VARTA AGM TX14 ¥14,000
同時交換工賃 ¥5,500
今まで装着されていたクライスラー JEEPに純正採用されてるMOPAR製65AhのメインバッテリーをCCAテスターにあててみたところ、JL型ラングラーでよくあるサブバッテリー不良ではなく、今回はこちらのバッテリーがダメになったケースでした。
※ 2024年5月7日追記
VARTA AGM TX14はメーカー欠品で次回入荷はもちろん製造も未確定のため今後は代替製品(LEOCH AGM EB14E-4)で対応させていただきます。LEOCH AGM EB14E-4の詳細はこちらのページでご案内しております。
通販のご注文は、公式サイトの ご注文フォームよりお願い申し上げます。また、ご来店のご予約は、こちらのページの要領でご予約をお願い申し上げます。
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