本日は、輸入車ではBMW X3(G01)のバッテリー交換作業がありました。このモデルになりますと、バッテリー本体を固定しているボルトは逆トルクス(E型12番)ですし、バックパネルのカバーを外さないといけなかったりと、バッテリー交換になかなか手間のかかる車になってしまいました。
BMW X3(G01)xDrive20dのバッテリー交換方法
BMWでは、当店の場合エンジンルーム内のジャンピング用の端子を使ってバックアップを取るようにしています。Gからはプラスターミナルが集束ハーネスではなくなったのでOBDⅡで問題ないと思いますが念のためです。
具体的な手順としましては、トランクのフロアボードを跳ね上げて、1のカバー、2のCピラー下のカバー、3のカバーを取り外します。1は工具無しで取り外せます。
という訳で、先ずはフロアボードを跳ね上げておきます。手前側は90度回せばフックが外れるタイプで、奥側はプッシュリベットです。
1のカバーを外すと2のCピラー下のカバーの裏側が見えるようになります。
2のCピラー下のカバーは、上部は20番のトルクス、下部はファスナー（※の下の方）で固定されています。リムーバーがあると外しやすいです。
3のバックパネルのカバーはプッシュリベット2か所で固定されています。覗き込まないと見えません。
これでようやく手前側のバッテリー固定ステーにアクセス出来るようになりますが、逆トルクス(E型12番)ですので一般のユーザー様はなかなかお持ち合わせの無い工具なのではないでしょうか。
奥側は2カ所です。
順序が逆になってしまいましたが、ハーネスも2カ所バッテリー固定ステーにクランプされていますのでこれらも外しておきます。
旧バッテリーを取り外したところです。ディーゼルモデルですので欧州車用バッテリーとしては最も容量の大きな105Ahバッテリーが採用されています。
元あったように新バッテリーに交換して外したカバー類を全て取り付け、コーディング作業を行いバッテリー交換作業は終了です。
Brite Star AGM 105-L6 ￥41,000 税込 工賃￥5,500 コーディング￥1,100
ガソリン車では、ディーゼル車に比べて1サイズ小さな90Ahバッテリーが装着されている場合があります。これには「AGM 92-L5」が適合します。
Brite Star AGM 92-L5 ￥38,000 税込 工賃￥5,500 コーディング￥1,100
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バッテリー交換履歴を車側へ入力（コーディング作業）してやりバッテリー交換作業は終了です。
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