今日は、輸入車ではW222のバックアップバッテリーの交換がありました。それも2台で、どちらもグレードはS400ハイブリッド(S400h)でした。またどちらも、メーター内に「バックアップバッテリー故障」が表示されたまま消えないという症状まで同じでした。
W222のバックアップバッテリーの交換方法
W222のバックアップバッテリーは、右リアフェンダー内にありますので、このリアフェンダーを剥ぐって作業が出来る状態にまで色々なものを外しておく必要があります。詳しくは、過去記事で紹介させていただいてますのでこちらをご参照ください。
ハイブリッドモデルは、ヒューズボックスだけを一旦取り外せばバッテリーケースを手前方向に持って来れるので、他のグレードよりはまだマシですが・・・。
年式によっては、プラスターミナルに逆トルクス(E12)が使われていますので注意が必要です。
その場合には、こうした工具が必要になります。
因みに、ハイブリッドモデル(S400h)ではメインバッテリーはこの位置に装着されています。
もちろん、AGM タイプのバッテリーです。
ハイブリッドモデルの場合の適合バッテリーは、ブライトスターでは「AGM 92-L5」になります。
Brite Star AGM 92-L5 ¥38,000(税込)工賃¥5,500
アマプラ会員で通販をご利用のお客様はこちらからもお買い求めいただけます。(ご来店のお客様は除く)
※バックアップバッテリーと同時交換の場合はメインバッテリー交換工賃サービスのため工賃¥7,700のみ。
今日の作業の2台とも、こんな感じで警告灯が点灯したままの状態でモーターアシストが効かなくなっている状態です。
1台目のバッテリーを外してCCAテスターで診断したところ、電圧は12.6V以上で問題ありませんが、CCAが00CCAと電流がまったく出ていません。
2台目も1台目とまったく同じ症状です。製造年月は各々2015年、2016年とそんなに古くはないのですが。。。一般的には、電圧は出るのに電流が出ないのはサルフェーションさせてしまったときと同じ症状ですが、ハイブリッドモデルですのでそれは考えにくいと思います。警告灯の文字通り「バックアップバッテリー故障」です。
この1週間でこのベンツの純正12Ahバッテリーの交換作業は4台目です。W211のSBC用バッテリーやW204、W212のバックアップバッテリーとしても使われています。
当店でご案内してます「VARTA AGM TX14」のCCA値の実測値は上記の通りです。今回は395CCAでしたが、おおむね350CCA~400CCAくらいです。ベンツ純正12Ahバッテリーのカタログスペックが200CCAですので、いかに優秀なバッテリーであることがおわかりいただけると思います。
VARTA AGM TX14 ¥14,000(税込)
W222のバックアップバッテリー 交換工賃¥7,700(税込)作業時間40~60分程度
※ 2024年5月7日追記
VARTA AGM TX14はメーカー欠品で次回入荷はもちろん製造も未確定のため今後は代替製品(LEOCH AGM EB14E-4)で対応させていただきます。LEOCH AGM EB14E-4の詳細はこちらのページでご案内しております。
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