今日は、輸入車では「THE ビートル」のバッテリー交換作業がありました。1世代前の「NEW ビートル」では、車両デザインの関係でしょうがバッテリー本体の一部が左フフェンダー内にもぐりこんでいて、バッテリー横のP/Sオイルのタンクを外してずらしてやらないとバッテリー本体を取り出すことが出来なかったのですが、ザ・ビートルになっては同世代のゴルフⅥと同じようになり、バッテリー交換作業は初めて・・・という一般ユーザー様でも簡単にバッテリー交換作業が出来るようになりました。
THE ビートルのバッテリー交換
はじめに運転席足元のOBDⅡコネクターでバックアップを取っておきます。ダウンサイジングによりエンジン本体が小さくなりましたので、バッテリー本体も真上に引き抜けるようになりました。
バッテリー本体が車両に固定されているのはこの部分の固定ステーだけです。13mmのボルトで固定されていますので固定ステーごと取り外します。
マイナス、プラスターミナルを取り外します。両方とも10mmです。
バッテリー本体を取り外したところです。旧バッテリー本体に巻かれていた保護カバーを新バッテリーに付け替えておきます。新バッテリー取り付け時には、バッテリーのホールドダウン部(台座部分の出っ張り)を※印部分のツメに滑り込ませるように取り付けます。
元あったように新バッテリーを車両に取り付けていきます。通常モデルではVW純正60Ah(もしくは61Ah)バッテリーが搭載されますので、これにはブライトスターでは「SMF 56219」が適合製品になります。カブリオレでは、VW純正72Ahバッテリーが搭載されますので、これには「SMF 57541」が適合製品になります。
バックアップを取らずにバッテリー交換作業をした場合、W車ではバッテリー交換後にパワーウィンドゥのオート機能の復帰作業、ESP警告灯の消灯作業(装備車)が必要になる場合があります。詳細についてはお車の取り扱い説明書にてご確認くださいますようお願い申し上げます。具体的な手順は以下の通りです。
P/W初期化・・・
近年式の車では、バッテリー交換後にパワーウィンドゥのオート機能の復帰作業が必要になることがございます。P/Wスイッチをオートが効かないように一番下げた状態にまで1~2秒押し続け、次に一番上げた状態にまで1~2秒押し続けることで復帰できます。
BAS、ESP警告ランプ(装備車)のリセット・・・
エンジンを始動させ、ステアリングを左いっぱい、右いっぱいとなるべくロックトゥロックを繰り返すように走行します。長くても5分程で警告ランプは消灯するかと思います。
ブライトスター SMF 56219 62Ah ¥16,000(税込)
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