今日は、ワゴンR(MH34S)のバッテリー交換作業がありました。
ワゴンR MH34Sのバッテリー交換
標準装着バッテリーは、アイドリングストップ車対応の「M42R」です。
Brite Star M42R/60B20R ¥12,000(税込、工賃サービス)
当店では、OBDⅡコネクターでバックアップを取って作業を行いますが、一般ユーザー様ではなかなかバックアップを取る作業は出来ないと思いますので、バックアップを取らずに作業した場合の、各部の初期化作業をご案内させていただこうと思います。
バッテリー交換作業そのものは、アイドリングストップ機能付き車でも普通の国産車と同様です。固定ステー部は8mm、ターミナル部は10mmですので、これらのナットを回せるスパナがあれば事足りる作業です。
バッテリー交換後の初期化手順
バッテリー交換後に、以下の作業を行い電子スロットルの学習作業とブレーキストロークセンサーの校正作業を行います。と言うと何だか難しく感じられると思いますが「すぐにエンジンをかけない・・・」といった作業だけで、車側(ECU)が勝手にやってくれますのでとても簡単です。
- ブレーキを踏まずにエンジンスイッチをONの状態にして5秒以上保持します。
- ブレーキを踏んでエンジンを始動します。
- 運転席パワーウィンドーのオート機能の復帰作業を行います。
- 一番開けた状態にまでして1~2秒スイッチを押したままにします。
- 次に、一番閉めた状態にまでして1~2秒スイッチを押したままにします。
以上で、各部の初期化作業は終了です。
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