今日は、輸入車ではBMW 320（E90）とベンツ E350（W211）、シトロエンC4ピカソのバッテリー交換作業がありました。
BMW 320(E90)のバッテリー交換
最初はE90のお客様です。BMW純正55Ahバッテリーが装着されてるお車でしたが、ワンサイズ容量の大きなブライトスターSMF 57541 バッテリーをお取り付けいただきました。BMWは、E36.E46もそうでしたが、バッテリーの本体寸法に応じて固定ステーがスライドして取り付け出来るようにボディー部にネジ穴が設けられていますので、こうしたバッテリーの容量アップも無加工で行うことが出来ます。まぁ、上級グレードとボディーも共通だからなのですが・・・。
E90から、バッテリー上面にヒューズボックスが取り付けられるようになったのですが、これがバッテリー本体の脱着には邪魔になります。55Ahバッテリーは装着スペースに比べだいぶ小ぶりなバッテリーですので、取り外しは難なく行えますが、新バッテリー（ワンサイズ大きなもの）の取り付け時には、ハーネス類のボディーへの固定部を一旦外してボックス部を避けておいたほうが結果的にバッテリーの交換作業が捗ります。
こんな感じにしておくと、エンジンルーム内のプラス端子でバックアップも取れますし、本体寸法が大きくなる容量アップバッテリーの取り付けも簡単に行えます。
容量アップバッテリーを取り付け、ハーネス類を元通りに取り回してやれば作業終了です。
SMF 575-41 75Ah ￥18,000（税込）
アマプラ会員で通販をご利用のお客様はこちらからもお買い求めいただけます。（ご来店のお客様は除く）
シトロエンC4ピカソのバッテリー交換
続いての輸入車はシトロエンのC4ピカソです。上のBMW E90と同じように、バッテリー上面にハーネス類のボックスがあり、エアクリーナーボックスやこれらを一旦外さないとバッテリーの脱着が出来ないので、普段車を弄らないような方ですとちょっとハードルの高い作業になるかと思います。
ホースバンドを緩め、エアクリーナーボックスを上方向に引き上げるとボックスごと取り外すことが出来ます。
バッテリー上面のハーネスのカバー（赤いカバー）のツメを起こして取り外します。
バッテリー手前側の２本のハーネスを切り離しておきます。
つめを起こして集中ハーネスをバッテリーカバーから切り離してやります。これで先にバッテリー本体のカバーを手前側に引き抜くことが出来ます。
これだけ外してやっとバッテリー本体を取り外すことが出来ます。
バッテリー本体が固定されているのは、長側面の固定ステー１箇所だけです。10mmのナットを固定ステーごと取り外します。
プラス側は工具不要で起こしてやるだけのワンタッチターミナル、マイナス側は10mmです。
バッテリー本体を取り外したところです。後は、今までと逆の手順で新バッテリーを取り付けていきます。詳しい手順については近日中に公式サイトであらためてご案内させていただこうと考えています。