今日は、輸入車ではベンツC250(W204後期型)のバッテリー交換作業がありました。フェイスリフト等、さまざまなマイナーチェンジが行われた後期型ですが、Sクラス(W221)のように搭載されるバッテリーの位置や適合バッテリーに変更はありません。
ベンツC250のバッテリー交換
はじめに、OBDⅡコネクターでバックアップ電源に繋ぎ、ボンネットを垂直の状態にまで開けてやります。
バッテリー本体は、A/Cフィルターの下に搭載されていますので、先ずこのフィルターボックスを外しておきます。画像の3箇所の金属製のフックで固定されていますのでこれらのフックを外し、フィルターボックスを上方向に持ち上げれば取り外すことが出来ます。
おおまかな作業手順は以下の通りです。最初にターミナルを緩めて外し、ハーネスごと避けておくとバッテリーの脱着作業が捗ると思います。
- マイナスターミナルを外す(10mm)
- 保護カバーを取り外し、プラスターミナルを外す(10mm)
- バッテリー側面の排気ホースを抜いておく(新バッテリーでも同じように差し込んでやります)
- バッテリー本体が車両に固定されているのはこの位置です。ソケットにエクステンションを付けてやならいとアクセスしにくい場所になりますが、固定ステーごとボルト(13mm)を外してやります。
後は、これまでと逆の手順で新バッテリーに交換してやれば作業終了です。一般ユーザー様ではバックアップを取りながらの作業は難しいと思いますので、P/Wのオート機能の復帰作業等については、公式サイトのベンツ W204のバッテリー交換方法をご参考にされてみてください。
Brite Star SMF 59042 90Ah \19,000(税込、工賃サービス)
その他、昼休みには、複数個のバッテリーを直列接続して一度に充電する際に使用する接続ケーブルの新調作業をしました。
既にケーブルやそれ用のクリップは用意してありましたので、最初に長さを揃えてクリップへのはんだ付け作業を行いました。
今使っている接続ケーブルは10年以上は使っているものでしたので、やろうやろうと思い立ってから、ずいぶん時間が経ってからの作業となってしまいました(汗)