今日は、輸入車ではVWパサート(B5 1997年~200年モデル)と、サーブ9-3 AERO カブリオレのバッテリー交換作業がありました。
VW パサート B5 のバッテリー交換方法
始めにパサートですが、この後のB5.5のモデルを含め、バッテリーはフロントガラス下のバルクヘッド部に搭載されていますので、そのままの状態ではバッテリー本体を取り外すことが出来ません。
具体的なバッテリー交換の手順は以下の通りです。
- このプラスネジを外してA/Cのフィルターボックスを取り外しておきます。
- この部分のウェザーストリップを外しておきます。これでバッテリー本体を斜め上方向に引き抜くスペースを確保してやります。
- この部分にバッテリー固定ステー(ボルト13mm)がありますのでボルトごと外します。一緒に排気ホースも抜いておきます。
- マイナス、プラスの順にターミナルを外します。
- バッテリー本体を斜め上方向に引き抜きます。
後は、逆の手順で新バッテリーを取り付けてやります。ワイパー下のカバーは、この年式になりますと劣化して硬化し、と割れやすくなってると思いますので、バッテリー脱着時には余計な力が掛からないように十分に注意してやります。
SMF 57540 75Ah ¥17,500(税込)工賃¥2,200
サーブ 93 のバッテリー交換方法
今日のお客様は2代目(FB系)のAERO カブリオレのお客様でしたが、FB系のSAABは、全てのグレード、モデルで適合バッテリーは同じです。
始めに、2箇所のファスナーを90度回してバッテリー上面のカバーを取り外します。
- マイナスターミナル(10mm)を外します。
- プラスターミナル(10mm)を外します。
- バッテリー固定ステーをボルト(13mm)ごと取り外します。
これで、上方向に旧バッテリーを取り外すことが出来ます。今日のお客様のお車は、画像のようにプラスターミナルの腐食が相当進行していましたので、ターミナル周りのクリーニング、洗浄を念入りに行い、導電グリスで処理しておきました。
バッテリーを取り外したところです。
後は、これまでと逆の手順で新バッテリーを取り付け、車両に固定してやれば作業終了です。
SMF 575-41 75Ah ¥18,000(税込)工賃¥2,200
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