今日は、バッテリー交換時に用いるOBD(On Board Diagnosis)Ⅱコネクターについてご紹介させていただきます。
OBDⅡコネクター
On Board Diagnosis second generationの略称で、このコネクターにスキャンツールを接続してECUの故障診断等に使われます。
一昔前までは、バッテリー交換時にはキーをACC(アクセサリー)の位置にして、シガーライターソケットが通電する状態にし、このソケットからプラグを介してバックアップ電源に繋ぎ、バッテリー交換を行う方法が主流だったのですが(今でもACCのある国産車ではそれが可能です)輸入車ですと、キーONとOFFの間にACC(アクセサリー)が無い車も多く、また21世紀(2001年以降)に入ってからは、輸入車はOBDⅡコネクター(各自動車メーカー共通の診断コネクター)が標準で装備されるようになりましたので、近年はこちらでバックアップ電源を繋ぐのが主流になりつつあります。
基本的には、運転席付近にありますが、中にはパッと見にはどこかわからない車種もあります(汗)以下、色々な輸入車のOBDⅡコネクターの場所をご紹介させていただきます。
アルファロメオ156、このようにカバーを外さないと見えません。
アルファロメオ159、姉妹車のブレアも同様です。
VWゴルフⅤ
ベンツ GL
BMW E46
ジャガーX351
VOLVO V70
VOLVO V50
このように、運転席付近にある車がほとんどですが、中には・・・
ベンツV280(W638後期型)のように、助手席のシート下にあったり・・・
プジョー207のように助手席グローブボックスを開けて、そのカバーの中にあったり・・・
シトロエンC4のようにグローブボックスの奥のほうにあったり・・・
プジョー407やシトロエンC6、ルノーカングー2のように、センターコンソール付近にある車種もあります。。。
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