今日は、輸入車ではランチア テーマ 8.32 のバッテリー交換作業がありました。以前(と言っても20年以上前のことです)、輸入車販売店に勤務してたときに色々と携わったことがある車でして個人的にも想い入れのある車です。
ランチア テーマ 8.32 のバッテリー交換
早速、ボンネットを開けてエンジンルームを拝見させていただきますと、バッテリー周りもプラス、マイナスターミナル共交換されてますし、ハーネス類も交換されてます。他にも色々と手を入れてられるのがすぐにわかりました。
バッテリー本体は、ホールドダウン部の1箇所で固定されてるだけですので、輸入車ではよくある比較的簡単に作業出来る車のはずでしたが・・・
取り外した旧バッテリーを見てみますと、幅部分のホールドダウン部が削り取られています!?案の上、新バッテリーをそのまま装着しようとしますとほんの数ミリですがそのままではバッテリー装着スペースのトレイ部分に納まりません(汗)シャーシの剛性上の問題でしょうか?高熱にさらされることによる経年変化でしょうか?
現物合わせで、当たる箇所を確認して旧バッテリーと同じように幅部分のボールドダウン部を数ミリ削って車両に取り付けることにしました。同じエンジンのフェラーリ308だか328だかうろ覚えですが、確か前にも同じようなことをした記憶があります。
当店ではディスクグラインダーがありましたのですぐに対応出来ましたが、一般ユーザー様ではご注意いただく必要があるかもしれません。
Brite Star SMF 562-20 62Ah ¥15,500(税込、工賃サービス)
最後に、お客様にリヤの収納式のスポイラーを上げていただきました(笑)この車と言えばこれ、とても懐かしい想いがしました。