今日は輸入車ではラングラーのバッテリー交換作業がありました。JL型よりアイドリングストップ機能が装備され、それに伴いバッテリーはサブも含め2個搭載になりました。2.0Lモデルでも適合バッテリーを含めバッテリー周りは同一です。
JEEP ラングラー3.6(JL型)のバッテリー交換方法
最初にいつものように運転席足元のOBDⅡカプラーからバックアップ電源に繋いでおきます。
ボンネットをフルオープンにしますのでルーフ部分は養生しておきます。車高も高くバッテリーも真上に引き抜く必要がありますので脚立を使って作業します。
今回作業させていただいたのは3.6Lモデルですが、過去記事でご紹介してます2.0Lモデルと適合バッテリーを含めバッテリー周りは同じです。
メインバッテリーの場所、位置はエンジンルーム内のここになります。サブバッテリーはメインバッテリーを外さないとアクセス出来ませんので同時交換が望ましいです。
最初にマイナスターミナルの電流センサーのカプラーを抜いておきます。
バッテリー本体が固定されているのは手前側のホールドダウン部です。10mmのボルトでPP樹脂製の固定ステーごと取り外しておきます。奥まった場所ですのでソケット+エクステンションやT字レンチが必要です。両方のターミナルを外しバッテリーの保護カバーを外してからの方が作業しやすいです。
マイナスターミナルにアクセスしにくい(ナットを緩めにくい)場合は、〇印の部分を緩めてやるとハーネスがスライドしますのでやりやすいかもしれません。
旧バッテリーを取り外したところです。サブバッテリーはこのバッテリートレーの下にありますので2箇所のボルト(10mm)を外してバッテリートレーを外します。
12Ahのバッテリーがサブバッテリーとして採用されています。これにはVARTA AGM TX14が流用して取付可能です。
2箇所の10mmのナットを外し旧バッテリーは真上に引き抜きます。
純正はスタッドボルトですのでVARTA AGM TX14に付属のボルトナットを使用して車に取付けます。
このようにマスキングテープ等で角型ナットをかさ上げしてボルトが一山二山噛んだらマスキングテープを抜くようにすると作業しやすいです。
VARTA AGM TX14の装着図です。バッテリートレイを元あったように組付けメインバッテリーを交換していきます。
メインバッテリーにはブライトスターですと「AGM 70-L3」が適合製品になります。両方のターミナルを取付け、マイナスターミナルの電流センサーのカプラーをカチッとなるまで差し込んでバッテリー交換作業は終了です。
お見積もり費用は以下の通りです。
Brite Star AGM 70-L3 ¥33,000
アマプラ会員で通販をご利用のお客様はこちらからもお買い求めいただけます。(ご来店のお客様は除く)
VARTA AGM TX14 ¥14,000
同時交換工賃 ¥5,500
※ 2024年5月7日追記
VARTA AGM TX14はメーカー欠品で次回入荷はもちろん製造も未確定のため今後は代替製品(LEOCH AGM EB14E-4)で対応させていただきます。LEOCH AGM EB14E-4の詳細はこちらのページでご案内しております。
通販のご注文は、公式サイトの ご注文フォームよりお願い申し上げます。また、ご来店のご予約は、こちらのページの要領でご予約をお願い申し上げます。
自動車バッテリーバスケスコーポレーションのトップページへ戻る