今日は輸入車のバッテリー交換作業から何故か今までの記事に無かったBMWグランツーリスモ(F34)のバッテリー交換作業をご紹介させていただきます。セダンモデルと比べると一旦取り外す必要があるカバー、パーツ類がありますのでステーションワゴンのF31とほぼ同じ作業になります。ガソリン、ディーゼル、グレードに関わらずBMW純正90AhのAGMバッテリーが装着されています。
BMWグランツーリスモ(F34)のバッテリー交換方法
最初にエンジンルーム内のジャンピング用の端子からバックアップ電源に繋いでおきます。OBDⅡでも良いのですが過去の作業経験から当店ではBMWの場合はこちらでバックアップを取るようにしています。
F30.F31と同様にバッテリーの搭載位置、場所はハッチバックを開けて右リヤフェンダー内のこの箇所になりますのでカバー類を取り外しておく必要があります。
リベットは真ん中を持ち上げるタイプです。
バッテリー上面のカバーも取り外しておく必要があります。リベットと10mmのナット2箇所です。
次にバッテリー上面のステーを取り外します。10mmのボルト2箇所です。
バッテリー固定ステーはマイナスターミナル下のこの場所です。固定ステーごと10mmのボルトを外しますが奥まった位置になりますのでソケット+エクステンションが必要になります。プラスターミナル側の短側面には排気ホースがありますのでこれも抜いておきます。
旧バッテリーを取り外したら元あったように新バッテリーを取付け、カバー類を取付けバッテリー交換作業は終了です。
BMWの場合「バッテリー交換後にリセット作業が必要」と多くのお客様がリセットという言葉を使われていらっしゃいますが、リセットと言うよりはバッテリー交換したという情報を、車側のECU(エンジン・コントロール・ユニット)に記録してやる作業です。BMWでは「コーディング」という言葉を使う方が一般的のように思います。
Brite Star AGM 92-L5 価格¥38,000(税込)交換工賃¥3,300 コーディング¥1,100
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