今日は、輸入車ではベンツCLS550(W218)のバッテリー交換作業がありました。基本的な作業は姉妹車のW212のEクラスと全く同じです。メイン、バックアップ(サブ)バッテリーの同時交換作業です。直接は関係ありませんが今回の投稿分から「i-PHONE SE2」での撮影画像になります。
ベンツ W218(CLS550)のメインバッテリーの交換方法
いつものように運転席足元のOBDⅡからバックアップをとっておきます。
左ハンドル車でしたので、ハンドルとは逆側の位置がメインバッテリーの搭載位置になります。この辺もW212のEクラスと同じです。バッテリー上のインテークボックスは3か所のラッチを外して取り外します。工具不要です。
すると、バッテリー本体が露出するようになります。次に〇印部分のナット(10mm)を外して、マイナス側の短側面に差し込んである排気ホースをバッテリーから抜き、受け皿ごと取り外しておきます。
すると、バッテリー本体の固定ステー、ボルト(13mm)が見えるようになりますので、これらを取り外すとバッテリー本体がフリーになります。
マイナス、プラスターミナルのナット(10mm)を緩めて手前方向にハーネスごと避けておきます。これでバッテリー本体は真上方向に引き抜けるようになります。新バッテリーを元合ったように取り付けてメインバッテリーの交換作業は終了です。
Brite Star AGM 80-L4 80Ah 800CCA ¥35,000(税込、工賃¥2,200)
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ベンツ W218(CLS550)のバックアップバッテリーの交換方法
トランクのフロアボードをめくりあげてスペアタイヤ横にバックアップバッテリーは搭載されています。この位置です。
固定されてるナット(10mm)を外し、固定カバーをめくりあげてやります。画像のようにマイナス側のハーネスが邪魔になりますので、順番的には
- 固定カバーのナットを外す。
- 排気ホースを抜く。
- マイナスターミナルを外す。
- 固定カバーをめくりあげる。
- プラスターミナルを外す。
- 旧バッテリーを取り外す。
といった順番になるかと思います。新バッテリー取付時は逆の順番になります。
新バッテリーを元あったように取り付けてバックアップバッテリーの交換作業は終了です。VARTA AGM TX14には、排気ホースを取り付けることは出来ませんので予めご承知おき下さいませ。
VARTA AGM TX14 12Ah ¥14,000 税込 工賃 ¥2,200
※ 2024年5月7日追記
VARTA AGM TX14はメーカー欠品で次回入荷はもちろん製造も未確定のため今後は代替製品(LEOCH AGM EB14E-4)で対応させていただきます。LEOCH AGM EB14E-4の詳細はこちらのページでご案内しております。
因みに、シューティングブレークですとサブ(バックアップ)バッテリーの位置が異なりますが基本的なバッテリー交換作業については上記と同じです。
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