今日は、輸入車ではプジョー308(T9)のバッテリー交換作業がありました。アイドリングストップ機能付車ですので、AGMバッテリーになりまして、バッテリー周りはシトロエンC4とほぼ同じです。
プジョー308(T9)のバッテリー交換
最初にOBDⅡからバックアップを取っておきます。最近のフランス車は運転席足元ではなく、助手席のグローブボックスやこのようにセンターコンソールにOBDⅡがある車種が多いように思います。
○箇所の10mmボルトを外し、※1の集束ハーネスのボックス部を浮かしてエアインテークから切り離し、※2のエアインテーク部分を車両から取り外してバッテリーの脱着スペースを確保しておきます。
フレームにあるレールからエアインテーク部分を切り離すのにツメがあるのですが、奥まった箇所になりますのでコツが必要です。エアインテークを取り外すと画像のような状態になります。
後は、バッテリー周りのものを全て取り外していきます。最初にプラスターミナルと、2箇所の○印の10mmボルトを取り外しておきます。
すると、バッテリー固定ステーにアクセス出来るようになりますので、2箇所の10mmのボルト、ナットを取り外して固定ステーごと取り外します。
バッテリー上面部分にもステー(※部分)がありますので、これも取り外します。○印の部分でトルクスの30番です。これで上面部分のステーは手前方向に引き抜けるようになります。
少しバッテリー本体を手前方向にスライドさせ、マイナスターミナルを取り外します。
これで、旧バッテリーは手前方向に引き抜けるようになります。純正は70AhのAGMバッテリーが装着されています。
後は、新バッテリーを元あったように取り付けていきます。
一旦取り外すもの、取り付けるものはたくさんありますので手間と時間はかかりますが、作業自体はそんなに難しくはありません。
最後にエアインテークを取り付けますが、フレームにあるレール部分と、エアインテークの溝を合わせて取り付けてやります。一緒にジャバラのジョイント部分も入れなければなりませんので、ここは少しコツが必要になります。
エアインテークの2箇所の穴に、集束ハーネスの穴を合わせて押し込んでやればバッテリー交換作業は終了です。
年式の新しいモデルではエアインテークの形状が上記の画像のように変更されていますが、それまでのモデルと基本的な作業は同じです。黄色〇印のボルト、ナットを外し、赤〇部分のハーネスのクランプを外して前方向にバッテリーの脱着スペースを確保してバッテリーの交換作業を行います。
Brite Star AGM 70-L3 70Ah ¥33,000(税込、工賃¥3,300)
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