今日は、輸入車ではベンツW212 前期モデルのバッテリー交換作業がありました。事前にお客様には「バックアップバッテリー故障の警告灯が点灯するとのことで、ダッシュボード内のサブバッテリーも一緒に交換してください」とのご依頼を受けていましたので、予め取り寄せておきました。後期モデルのアイドリングストップ機能付車では、トランクルーム内のバックアップ用バッテリーをサブバッテリー(バックアップバッテリー)としてますが、アイドリングストップ機能の無い前期モデル用のサブバッテリー(バックアップバッテリー)です。
ベンツW212(E350)のサブバッテリー交換
前期モデルですので、2010年途中までのこの顔つきのEクラス(212)です。
この位置にバックアップバッテリーが搭載されている場合は「小型サブ・バッテリーはこのカバーの内側にあるヒューズの奥(下部)にあります。」とステッカーがあります。
内張りを剥がすと、サービスホールから少しだけサブバッテリーが見えますが、もちろんここからは交換作業は出来ませんので、運転席足元のカバーをはぐって手を突っ込んで作業します。〇印の10mmのボルト1本で、金属製のバッテリーホルダーごと取り付けられています。
このカバーの取り外しにはトルクスが必要になります。また、交換作業の体勢も結構苦しいです(汗)
所謂NP電池と呼ばれるものです。バッテリー単体の交換作業はカプラーの抜き差しだけですが、いかんせん寝そべりながらの作業ですので、身体の固い私には苦しい作業です。
2024年1月追記・・・純正部品の値上がりがありまして以下の通り価格改定をさせていただきます。
Benz純正1.2Ahバックアップバッテリー N000000004039 ¥17,600(税込)
常時在庫している製品ではありませんので(取り寄せたディーラーさんも常時在庫していないとのこと)お求めの際にはお早目のご予約をお願い申し上げます。
因みに、左ハンドル車ではまったく反対(ハンドルと同じ)になります。
右ハンドル車と同様にサービスホールはあるものの、ここからではバッテリーの脱着は出来ません。
同じように運転席下のカバー部分を外して手を突っ込んでの作業になります。個人的には、利き手をダッシュ内に入れられる左ハンドル車の方が幾分作業しやすいように感じます。
バックアップバッテリー交換作業一式¥3,300(税込)
ご来店のご予約は、こちらのページの要領でご予約をお願い申し上げます。
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