今日は、note e-power (E12) のバッテリー交換作業がありました。お車がまだ新しいのでお客様にお話を伺うと、ご事情でお車に乗られない期間が数ヶ月間あってバッテリーが上がりでご来店いただいたとのことでした。ノート(E12)アイドリングストップ機能付車のバッテリー交換についてはこちらのページでご案内しています。
また、E13のe-POWERのバッテリー交換についてはこちらのページでご案内しています。
ノート e-power 12V バッテリー交換
D型ハンドルが「e-power」の証?ごめんなさい。勉強不足です(汗)
いつものように、最初に運転席足元のOBDⅡコネクターからバックアップを取っておきます。
e-powerではないモデルでは、アイドリングストップ機能付車用の「Q-85」型式のバッテリーがエンジンルーム内に搭載されますが・・・。
e-powerのバッテリー搭載場所 位置はトランクフロア下になりますので最初にフロアボードと車載工具一式を収納ケースごと取り外しておきます。
e-powerのバッテリーは、国産車用バッテリーのJIS規格のバッテリーではなく、欧州規格のバッテリーが採用されています。国産車用のJIS規格のバッテリーは装着出来ません。DIN規格の欧州車用バッテリーになりますのでご注意ください。
50系プリウス等もそうですが、近年は日本車であっても欧州規格のバッテリーを採用する車が増えて来ました。自動車メーカーさんも、グローバル戦略で輸出メインと考えられてるのではないでしょうか。
標準搭載されるバッテリーは、一般にL2サイズと言われるもので、本体寸法の「高さ×長さ×幅」が「190mm×245mm×175mm」で、端子レイアウトは「L」であることを意味します。これにはブライトスターでは「SMF 56219」が適合、該当いたします。もちろん、室内搭載車用の排気ホース(ガス抜き用)も元あったものをそのまま新バッテリーに差し込んでご使用いただけます。
車載工具収納トレー(発泡スチロール製)を取り外して作業にとりかかります。欧州規格のバッテリーとは言え、バッテリーの交換方法は至って簡単です。工具も10mmのスパナが1本あれば交換作業が可能です。
純正装着されてるバッテリーは「12V-L2 60Ah 510A 」アトラス社のOEM製品です。
CCAの実測値も申し分ありません。
旧バッテリーを取り外したら新バッテリーを元あったように取り付けていきます。プラスターミナルに保護カバーがありますので、上の画像のようにほんの少しだけ時計周りの方向(右回り)にオフセットさせてバッテリー本体の淵とターミナルに装着されてるヒューズボックスの間に数ミリの隙間をあけておくと保護カバーがパチッと入りやすいです。
元あったように新バッテリーを取り付けていきます。
新旧バッテリーの比較画像です。本体寸法、筐体形状、端子レイアウトを含めまったく同じなのがおわかりいただけると思います。
因みに、ノート e-power ではボンネット内にジャンピング接続出来る箇所がありますので、ここからバックアップ電源に接続することも可能です。ただ、画像のように場所が場所だけにちょっとやりにくいと思います。
この12Vバッテリーがダメになりますと、システムそのものが起動しなくなりますのでもちろん走行することも出来ません。ストップ&ゴーの多いお車の使われ方をされるオーナー様ほどバッテリー寿命が短い傾向にあるようですので、3~4年を目安にお早めに交換されることをお薦めいたします。
因みにe-powerはアイドリングストップ機能付車ではありませんので、日産車のアイドリングストップ機能付車でスキャンツールで行う「充放電積算リセット」作業は必要ありません。
見積もりの費用は以下の通りです。
Brite Star SMF 56219 62Ah 価格¥16,000(税込)交換工賃\2,200
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