今日は、輸入車ではフェラーリF355のバッテリー交換作業がありました。
フェラーリ F355 のバッテリー交換
先ず、ジャッキアップして右フロントタイヤを外しておきます。次に5箇所のプラスビスを外してインナーカバーを取り外します。
国産車用バッテリー(80D26L)が取り付けられていたので、何かそうせざるを得ない理由があったのだと考えていたところ、プラス側のターミナル、ハーネス類が、端子が一段低い位置にある欧州車用バッテリーでは取り付け出来ないことに気が付きました。お客様にお話を伺ったところ、10年ほど前に電装系の大掛かりな修理をされたとのことでしたので、そのときのご都合だったものと推測されます。ともあれ、ハーネス類やターミナルはそのときに新調されていらっしゃってたので、今後もバッテリー周りのトラブルは無いのではないでしょうか。
という訳で、今回は同じJIS規格の国産車用バッテリー「85D26L-MF」をお取り付けいただきました。
Brite Star 85D26L-MF ¥15,500(税込)工賃¥7,700
文章にすると簡単ですが、実際はジャッキアップにはローダウン対応ジャッキでも入らないので板をかます必要がありますし、ホイールの組み付けは今までと同じ場所にしますからマーキングもします。もちろん、トルクレンチも使いますので普通の車のバッテリー交換作業よりは時間がかかっています(汗)