今日は、輸入車ではマセラティ・ギブリS Q4のバッテリー交換作業がありました。
マセラティ ギブリS のバッテリー交換
最初に運転席足元のOBDⅡコネクターでバックアップを取っておきますが、このギブリも、最近のイタ車全般に言えることではありますが、バッテリー周りが集束ハーネスになっていて、メインハーネスをバッテリー交換の際に切り離す必要がありますので、バックアップはOBDⅡ、またはエンジンルーム内のプラス電源と、場合によって考慮する必要があると思います。
バッテリー搭載位置はトランクルームのスペアタイヤ横のカバー内になります。
画像の見える範囲で作業手順を説明させていただきますと・・・
- スペアタイヤを降ろす。
- バッテリーベルトを外す為、2箇所のプッシュリベットを外す。
- コネクターとマイナスターミナルを外す。
- プラスターミナルを緩め、2か所のビスを外して集束ハーネスのボックス部をバッテリー本体から切り離す。
- メインハーネスを集束ハーネスから切り離す。
- ホールドダウン部のバッテリー固定ステーを外す。
バッテリー本体が固定されているのは、上記の画像の○印の箇所と・・・
マイナスターミナル下でベルトで巻かれている、この2か所です。
このベルトを外すには、スペアタイヤを一旦下ろして2箇所のプッシュリベットを外し、カバーをめくりあげておきます。
マイナスターミナルは、赤いツメ部分を引っ張ってやるとハーネスがターミナルから外れます。その後、ターミナルをバッテリーポールから取り外します。
マイナスターミナル側の短側面には排気ホースがありますので、これもバッテリー本体から引き抜いておきます。これで旧バッテリーは手前方向に引き抜けるようになります。
旧バッテリーを取り外したところです。
後は逆の手順で新バッテリーを車に取り付け、スペアタイヤ、カバー類を元合ったように取り付けてやればバッテリー交換作業は終了です。
新車登録時から約2年間、走行距離11,000kmでのバッテリートラブルでしたので、旧バッテリーをテスター(バッテリー診断機)にかけさせていただきました。結果、1セル死んでる(バッテリー不良)ときの典型的な数値ですので、残念ですがバッテリー寿命やバッテリー上がりではなく「バッテリー不良」で間違い無いようです。
Brite Star AGM 92-L5 ¥38,000(税込)工賃¥3,300
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