今日は、輸入車では現行型チェロキー(KL型)のバッテリー交換作業がありました。日本国内デビューが2014年5月ですのでまだ2年しか経っていません。お客様にお話を伺いますと、ディーラーさんの定期点検で「バッテリーテスターでの数値が70%で交換を薦められた」とのことで、バッテリーに関連するアラート(警告灯)も表示されてしまっていらっしゃるとのことでした。
チェロキー(KL 前期型)のバッテリー交換方法
最初に運転席足元のOBDⅡからバックアップ電源に繋いでおきます。
当店でもCCAテスターと負荷電圧テスターで診断させていただきましたが、CCA値はさほど悪くないものの、この2年間で40,000km走行とのことで、負荷電圧値が余りよろしくありません。そこで、お客様のご要望で受充電特性の高いAGMバッテリーをお取り付けいただくことになりました。
GM系のアメリカ車もそうですが、21世紀になり米国車でも欧州規格のバッテリーが採用されだしています。最初のうちは欧州(ヨーロッパ)拠点の工場で生産される米国車だからかなと思っていましたが、最近ではアメリカ拠点の工場の生産車でも欧州規格のバッテリーが採用されていますので、販売店にとっては在庫の面でも助かります。
ですので、バッテリーの取り付け、固定方法も一般的な欧州車と同じですし、必要な工具もミリ規格の工具となります。
- バッテリー手前台座部分の固定ステーを外します(10mm)
- マイナスターミナルを緩めます。
- プラスターミナルを緩めます。
- 旧バッテリー本体をカバーごと取り外します。
元あったように逆の手順で新バッテリーを取り付けていきます。この画像ではお客様のご希望でAGMバッテリーをお取り付けいただきましたが、アイドリングストップ機能無しのKL前期型チェロキーには「SMF 590-42」が標準の適合バッテリーになります。実際、新車時に装着されてる純正バッテリーも一般的な液式バッテリーでした。2015年以降のアイドリングストップ機能付車の場合は「AGM 80-L4」が適合製品になります。
お見積もり費用は以下の通りです。
Brite Star SMF 590-42 ¥20,500(税込)工賃¥2,200
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OBDⅡコネクターからバックアップを外し、警告灯が点かないことをお客様にご確認いただき作業終了です。
2015年以降のアイドリングストップ機能付車ではマイナスターミナルに電流センサーが装備されます。
アイドリングストップ機能付車ではそれに対応する「AGM 80-L4」バッテリーが適合製品になります。
お見積もり費用は以下の通りです。
Brite Star AGM 80-L4 80Ah ¥35,000 交換工賃¥2,200
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ついでに、今日は時間が取れたのでエアコンプレッサーの整備(水抜き等)、クリーニング作業をしました。余り使う機会も無いのですが・・・(汗)