ぼちぼち慣らしも終わったところで、駆動系のセッティングをすることにしました。先ずは、暫定仕様として手持ちのSP武川のキットにある「強化センタースプリング」と「ハイスピードプーリー」を組んでみることにしました。
何はともあれカバー類をキックペダルを取り外してミッションケースを開けます。
ドリブンプーリーAssyは、ユニバーサルホルダーで固定し、19mmのソケット(またはメガネレンチ)で外します。アウターを外し、ユニバーサルホルダーと46mmのロクラッチナットレンチでクラッチナットを緩めます。
ある程度ナットが緩みましたら、たいしたスプリングレートでは無いので、クラッチを膝等で上から押さえ込んでおいてやればナットは取り外すことが出来ます。
純正のセンタースプリングとSP武川製のセンタースプリングの比較写真です。
クラッチの取り付け時には、ドライブ側のプーリーも外さなければならないので、SP武川のキットに一緒に同梱されていた「ハイスピードプーリー」とそのウェイトローラー8.5gも一緒に組み込んでみることにしました。
純正よりもプーリーフェイスが一回り大きく、またウェイトローラーの可動範囲も大きくなっています。どうみても高回転側の伸びで最高速を狙うプーリーのようですので、私の目指しているところには合わないように思えるのですが・・・(笑)
まぁ、せっかくですので一応試して見ることにします。
ドリブン側はVベルトを落とし込んでおく必要がありますので、クラッチホールドツール(125~155mm用)を使用します。
車両に組み付けていきます。ドリブン側(クラッチ側)のトルクは60N-mだったかな。
ドライブ側は40N-mだったかな(笑)
取りあえず、ミッションケースを開けたままで試乗してみます・・・が、思った通り、エンジン回転数はぐんぐん上がるもののまったく加速しません。結局、この後ハイスピードプーリーとウェイトローラーは元に戻すことにしました(汗)
駆動系のセッティングは難しいです。